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  外来魚(淡水)
チカダイ(ナイルティラピア)】
戦後、食用としてアフリカから移植された魚で、沖縄各地の川で繁殖。
 汚れや水質の変化に強く、
本土の温泉地や温排水まわりでも確認されている。
   【カワスズメ(モザンビークティラピア)】
 チカダイと同じく食用で持ち込まれた。たらこくちびるが特徴(仲間内の通称は通称クチビル君)。
 チカダイとの雑種も確認されている。
 淡水から汽水域、海で見ることもある。
 カワスズメ科(シクリッド科)の魚は世界に1200種類以上が確認され、魚類の分類上ではかなり大きなグループである。
 熱帯魚ブームによりテラピアの近縁種であるシクリッド系が放流され繁殖しているケースもあり、これらの行為が常習化されれば今後大きな問題になる危険性がある。
【オオクチバス】
 本土で最も人気の高いルアーターゲットであるオオクチバス(別名ラージマウスバス・ブラックバス)は、沖縄県内のダムなどにも非正規に放流され生息している。沖縄のバスは大型化するフロリダ種と言われる。
 なお、県内のダムはすべて釣り禁止となっているが、バス狙いの釣り人がダムへ侵入するトラブルが絶えず、釣り人のマナーが問われている(某ダムでは警察沙汰になったケースもあるとのこと:元ダム関係者談)。
 大雨のあとに河川へ流下することがあるので、禁止エリアでなければ特に問題ないとのこと。ただし外来生物法を遵守する必要がある。

 外来生物法の施行によりコクチバス、ブルーギルとともに特定外来生物に指定された。
 環境省の許可がない状態で、活きたままの移動や放流、飼育が禁止されている(個人で罰金300万円、企業は1億円)。
 同法ではリリースすることはOKだが、「リリース禁止条例」が制定されている県もある。

 近年、これまで確認されていなかった河川で相次いでバスが発見されているため、法律制定後にバスを放流した者がいるものと考えられているが、完全な違法行為である。
  【ブルーギル】
 バスと同じくサンフィッシュ科の魚で特定外来生物に指定されている。
 食糧難打開のために天皇陛下が皇太子時代に日本へ導入したが、養殖魚への混入や密放流によって全国へ広まった。(天皇陛下はブルーギルに関し、心を痛めているとご発言されたことがある・・・)

 沖縄には戦後本島のダムの一部に米軍関係者が導入したという記録があるが、バスフィッシングブームにバスの餌として持ち込まれたものが大半と見られる。
 久米島のケースでは1990年代半ばの生物調査で水生昆虫の量が明らかに減り、一方でブルーギルやバスが確認されるようになった。バスは定着していないがブルーギルが繁殖。水生昆虫が減り水質にまで影響を与えているとのこと(久米島ホタル館館長のお話)

 ブルーギルをバスの餌として密放流するという方法は当時の釣り雑誌に掲載されていたとのことで、これを真似た密放流があった。もちろん外来生物法が制定された現在は違法行為である。
 (特定外来生物でなくても、外来種を逃がすのはダメです) 

 ちなみにパンフィッシュと呼ばれる美味しい魚なので、きちんと〆て(死んだ状態で)持ち帰って食べると良いです。バター焼きなど味が乗って美味。
【フナ類】
 フナ類はかつての水質汚染で相当数が減っていたと言われているが、水質の浄化が進む都市河川などでテラピアに混じって釣れることがある。食性は底性生物を中心とした雑食性で、ルアーにヒットする。主に小型ワームのリトリーブ&フォールに反応する。本種のほとんどがメスで、同じく水草などに産卵する他のフナ類やコイの受精により増えるという特殊な繁殖形態を持つという。

 本来沖縄に生息しているフナ類だけではなく、本州や中国大陸からの移入もあり、在来フナを保護(競合を防ぐなど)するためにも、むやみな移入をしない仕組みが必要。
【ヒレナマズ(クララ・クラリアス)】
 石垣島には食用として「ヒレナマズ」が導入されているが、沖縄本島に持ち込まれた記録はない。「金色のナマズが川に生息!」と新聞で騒がれたのは本種と考えられ、ペットとして飼育していたものが放流されたものと思われる。エラが発達しておらず、空気呼吸を行なうため水面へ浮上する様子が観察でき、空気呼吸ができないと死んでしまう。昼間はやわらかい川底でじっとしているが、夜になると活発にエサを獲る。性格はかなり凶暴で、同じ水槽で飼育している魚を突き殺すとも言われるほど。
 本種は安里川で確認されたほか、本島南部の河川でも繁殖している。ペットは責任を持って飼育し、放流は厳に慎むとともに、釣った場合は他の河川や池へ放つことがないようにしなくてはならない。
   Special Thanks!!
 しまづ外来魚研究所
 http://shimadzu1984.wixsite.com/gairaigyo

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